「評価」の 本当の活かし方

「チームのよさがみえる会議」代表の高井です。


あなたは、職場の仲間や上司にどう評価されているか 知っていますか? 


「評価」というと構えた気持ちになるかもしれませんね。

仲間や上司にどんなところを認められているか。
チームにどんな貢献をしていると思われているか。
チームにとってどんな存在であることを期待されているか。

…だったら、どうでしょうか。

上司によるコーチングや定期的な評価面談、メンターとの目標面談、などがシステムとして定着している組織であれば、答えはきっと「YES」ですね。
ただ、そういったシステムや文化がない、という組織も多いと思います。


私が10年ほど勤務していた企業もそうでした。

賞与の査定を兼ねた人事考課システムはあったものの、自己評価を提出し、上司にも評価され、それにより賞与額が決まる、というだけのものでした。
評価を突き合わせての面談はなく、具体的なフィードバックもない(行っていた人もいたと思いますが、会社全体としてそうすることにはなっていなかった)状況でした。

賞与額を見て、
「あまり評価されなかったんだな」とか
「やっぱり売上が良いときは賞与も多い。うちの会社は結局数字がすべてなのよね」とか、勝手に結論付けたものです。

どう評価されているかを伝えてもらえないと、人は勝手に「こう評価されている」と決めがち
そしてそれは、大抵 実際の評価とズレていて、…誤解、すれ違い、被害妄想(笑)…そして、働きがいの低下、離職…につながってしまうことが多々あります。
評価面談をちゃんと導入しよう!ということが言いたいのではありません。

「仲間や部下のどんなところを認めているか」
「どんな期待をしているか」 
を伝えよう!!

ということなのです。


前述の企業で働いていたときの、ある上司は、日々の仕事の中でそれを伝えてくれる人でした。 

数百人の生徒さんがいる英会話スクールでの仕事だったのですが、
「○○さんのフルネーム、何だっけ?」
「**○○さんですよ」
「さすが!ほんと名前よく覚えてるよね、聞いたら即答してくれるから検索するより早くて助かるー」
といった小さなこと(笑)から…

「こういうとき、私(上司)の目を気にして消極的になるよね。私は、あなたはできると思ってるよ、もっと自分からやってみたらいいよ」
と、働く上での姿勢や在り方の課題まで。
(これは心に刺さりましたね)

あの頃、上司のことを
「私よりも 私のことを分かってくれている人」だと思っていた、ということを思い出しました。
実は、この上司の元に異動になる前の環境が辛かったので、一度は退職しようと決心していたのですが…
異動になり、この上司に出会って、自信とモチベーションを取り戻し、結局10年勤めたわけです!

今日からできること。

評価面談のシステムがなくても、「評価」を伝え、(プラスの評価も課題も)受け取ってもらい、成長や働きがいの向上を促すことができます。

今、私たち「チームのよさがみえる会議」のチームにも評価面談システムはありませんが、全員が、お互いに仲間に評価されている実感があります。

それは、日々、伝え合っているから。


毎朝の「ミニよさ会議」のワークでだったり、

日々の仕事をしながら感じたことだったり。

時には、お互いの「よさ」「チームに与えているもの」をテーマに、まとまった時間をとって伝え合うこともあります。


まずは、今日気づいた、仲間(部下)の「あなたの ここ、認めてる!」を伝えることから始めませんか?

小さなことでも、きっと相手は嬉しいはず。

嬉しそうな素ぶりを見せないとしても、きっと嬉しいはずです(笑)

(高井ちずこ)


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