心理的安全性を高めるための、きっかけ質問!

よさ会議を初めて実施するチーム(企業)で、必ずする質問があります。

「このチームに入ったきっかけは何ですか?」

何度もよさ会議を実施しているチームでも、新メンバーの加入があったタイミングで、全員でこの質問の答えを伝え合っていただいています。
先日も、新人スタッフの方が入られたクリニックで、この質問をしました。

この院で働きたい、と思ったきっかけ。
医療を志した理由。

それぞれが、それぞれの「きっかけ」を話します。

新メンバーが

「見学に来たときに先輩スタッフの皆さんが全員ひとりずつ何か声を掛けてくれて感激した。
他の院もいくつか見に行こうと思っていたけど、すぐ面接をお願いしちゃいました」

「応募のきっかけは、採用ページに載っていた動画のメッセージです。
雰囲気が良さそうだなと思って!」

と発表したときには、場のエネルギーがぐっと高まったように感じました。

「えー、あの動画見たんだ!恥ずかしいー(笑)」

なんて声も上がりつつ…

やはり新人さんの「きっかけ」を聞いて嬉しさやモチベーションの向上を感じた、とベテランスタッフが話してくれました。

また、何年か働いているスタッフも

「患者さんとのコミュニケーションを大事にしている院ということに惹かれた」

「家族で病気の人がいて、予防やメンテナンスの大切さを実感してこの仕事をしたいと思った」

など、あらためて原点を思い出しながら語っていました。
どういうわけで、この人は ここにいるのか。

それがわかると、ぐっと心の距離が近づきます。
近寄りがたかったあの上司も、そんな想いがあってここに来たのだな、とわかると安心感が増すものです。

だからこれは、チームの心理的安全性を高めるための、はじめの一歩としておすすめの質問。

この質問の答えをシェアし合うときのポイントが2つあります。

1つ目。
企業で「このチーム(部署)に入ったきっかけ」というと、全員が「辞令が出たから」という答えになってしまうかもしれません(笑)
その場合は、「この会社に入ったきっかけ」「この業界、この仕事をしたいと思った理由」などを振り返ってもらいましょう。

2つ目。
採用面接ではないので、かしこまった志望動機のような発表でないほうが良いですね。
「なんとなく流れで…」とか
「家から近かったのよね」といった答えもOK!
と感じられる雰囲気づくりも大切です。

実際、どんな雰囲気をつくって この問いの答えを伝え合うといいのだろう?

…百聞は一見に如かず。
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